2023.01.04

実証レポート:東小学校

1 実施日時    12月

2 実施学年    第5学年

3 実施教科    理科

4 題材名    「ふりこの動き」

5 授業内容(Googleスプレッドシート、Googleスライド、コラボノートEXを活用)

(図1)実験結果を入力すると、自動で平均値が表示される。(Googleスプレッドシート)
(図2)各班の実験結果は、グラフ化されて即座に全員に共有される。(Googleスライド)
(図3)図2のグラフを考察・結論を書くワークシートに貼り付ける。(コラボノートEX)

 「ふりこの1往復する時間は何によって変わるだろう。」という問題について、条件を変えながら検証しました。従来は電卓で「1往復する時間」を計算していましたが、「Googleスプレッドシート」を用いることにより、実験結果を入力すれば自動的に平均値が求められるようにしました。(図1)

 その平均値は、「Googleスライド」にリンクされており、児童は即座に全班の実験結果を見ることができます。これまでは、全班の結果を共有するために黒板や画用紙などに結果を書き込む時間がかかっていましたが、その時間を対話や考察の時間にあてることができるようになりました。(図2)

 単元の終末には、条件を変えた3つの実験結果を「コラボノートEX」に貼り付け、ワークシートを作成しました。児童は、ふりこの1往復する時間が「ふりこの重さ」「ふりこの長さ」「ふれはば」の3つの条件に関係しているかどうか、実験結果に基づいて考察を書き、科学的に結論を導くことができました。(図3)