2021.12.15

第七回次世代教育推進委員会の開催

 2021年11月25日、第七回次世代教育推進委員会がオンライン形式で開催されました。
 今回は、冬休みも近づく中で、小金井市教育委員会からまなびポケットのさらなる活用に向けた提案、次世代教育推進委員によるICT活用事例の共有・学校間での意見交換が行われました。

1.小金井市教育委員会からの提案

 委員会の冒頭では、小金井市教育委員会・西尾指導主事より、まなびポケットのさらなる活用に向けた様々な活用シーンにおける活用提案がありました。
 学活・道徳の時間においては全ての児童・生徒の考えを学級全体で共有するための「schoolTakt」「コラボノートEX」「AIAIモンキー」の活用、ICTリテラシー育成に向けては「事例で学ぶNetモラル」「みんなでプログラミング」「きょうしつでビスケット」、冬休みの課題へのドリル教材活用として「navima」「eboard」「みんなの学習クラブ」「デキタス」「すいスタ」「おさらい先生」等、利用シーン・目的に合わせ、活用促進に向けた様々な提案が行われました。
 ICTを活用した学びの推進においては、利用シーンや利用目的に沿ったコンテンツの活用促進が不可欠です。今回は、教育委員会から改めて各利用シーン・利用目的に沿ったコンテンツによって児童・生徒の学習を進めることの重要性が再確認されました。

2.グループディスカッション

 続いて、次世代教育推進委員の先生方でグループに分かれ、ICT活用事例の共有、学校間での意見交換が行われました。
 今回は、次世代教育推進委員以外の先生の事例を中心に、学校間でのICT活用事例を共有して頂きました。第六回次世代教育推進委員会で行われたドリル教材に関するワークショップを受け、学校間での意見交換においてドリル教材を活用した事例の共有も行われました。
 主に、各校でのドリル教材の活用状況や冬休みに向けた端末持ち帰り、まなびポケットのドリル教材を中心とした冬休み課題に関して意見交換が行われました。
 また意見交換を通じ、1学期は比較的に協働学習ツールを使用する場面が多く見られていましたが、徐々にドリル教材の活用が広まっていることが明確になりました。
 今後もNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、先生方のICT活用の促進を通じ、児童・生徒の個別最適化された深い学びの実現に向け取り組んで参ります。

3.今後に向けて

 今回の第七回次世代教育推進委員会では、ドリル教材を中心に日々の学校現場にてICT活用が進んでいることを実感できる良い機会となりました。
 小金井市で行われているBANSHOT投稿・Google Chatを通じた事例共有も定着しつつあります。今後のICT活用推進に向け、NTT Comでは、引き続きBANSHOT投稿・Google Chatといったオンラインでの交流を行いながら、小金井市、東京学芸大学と連携しながら、より発展的・応用的なICT活用実践が行われる「小金井市モデル」確立に向け取り組んで参ります。